皆さんが何かの病気で病院にかかるとき、直接、麻酔科の診療を受けることはありません。手術が必要になって初めて関わることになります。
当院では様々な診療科の手術が毎日行われています。手術の際には痛みを除く麻酔を欠かすことはできません。また、手術の進行に合わせて全身の状態を適切に保つことが必要ですので、手術中、麻酔科医は患者さんのそばを離れず、安全に手術が行われるように様々な処置を行っています。近年、高齢化に伴い、様々な合併症を持つ中での手術が増加していますが、我々は皆さんが安全に手術を受けられるよう日々の診療を行っています。
手術の前日までに麻酔科医が診察と説明を行います。入院後病室で行うことが多いですが、手術科外来診察時に入退院支援室で行うことも可能です。
高血圧、糖尿病等のある方はお薬手帳等を持ってきてください。またアレルギーや以前手術や入院治療をしたことがある場合は詳しく聞かせてもらうこともあるので記憶を整理しておいてください。また麻酔に関して気になることがあれば遠慮なく尋ねてください。
手術の翌日以降麻酔科医が訪問して、術後の様子についてうかがいます。
何か質問があれば遠慮なくお尋ねください。
麻酔科 主任部長
穴吹 大介
麻酔科 課長
片山 恵理
林 裕之
林 久美子