総合病院の中のメンタルヘルス科の特徴として、身体的な不調から様々なストレスをかかえ、悩まれて来院される人が増えてきております。
ストレスの多い社会で、人間関係も複雑になり、生きづらさを感じていらっしゃる方が、眠れない、不安だ、人との付き合いが苦手だ、疲れやすいなどの悩みを抱えて困ったことがございましたら是非ご来院ください。
悩みに寄り添い少しでも何かのお役に立てればとの思いで、こころの治療にあたらせて頂きます。
尚、16歳以上の方が診療対象となります。
認知症疾患医療センターと連携し、物忘れ外来を開設しています。
このような物忘れは年を重ねると誰でも経験があると思います。物忘れは単に加齢に伴うものからアルツハイマー型認知症の始まり、その他の病気のために出現するものがあります。適切な治療により回復する物忘れもあります。また、認知症の進行を遅らせる薬もあります。回生病院メンタルヘルス科は、総合病院の豊富な診断機器を利用して、認知症の方の早期発見、早期診断、早期治療に取り組んでいます。
受診方法・診察の流れ 認知症疾患医療センターをご覧ください。
TEL 0877-46-1011
受付時間 月曜~水曜、金曜 8時30分~17時 / 木曜、土曜 8時30分~13時
診察日 毎週 月曜、火曜、水曜、金曜の14時から
最初に簡単な質問があります。
身体疾患を除外するための検査や、脳の画像検査を行います。
一般検査とともにビタミン、甲状腺ホルモンを測定します。
問診と認知症スクリーニングテスト、神経心理検査を行います。
以上の検査結果に基づいて総合的に診断し、薬物療法の適否を判断したり、生活上の注意点、介護者へのアドバイスなどを行います。
ご家族の方が、物忘れに気づかれた場合もご利用ください。
臨床心理士・公認心理士によるカウンセリングは、50分の枠組みの中で行っています。実施するためには医師の診察と指示が必要です。
カウンセリングでは気になること、困っていることなどをじっくりお話しいただき、個々の患者さんに適した援助を行っていきます。必要に応じて各種心理検査も行います。
思春期、青年期の問題、家族関係の問題に限らず、幅広い問題、悩みについて支援を行っています。
など
気分が沈んだりやる気がでなかったりした状態には抗うつ薬を用います。
寝付きが悪いぐっすりと眠れない方には眠りやすくする薬を用います。
そのほか考えや行動がまとまらない方への薬や不安のつよい方への薬など必要に応じて使用いたします。
複数の症状のある方には複数処方が必要となってきます。
また一部漢方薬も使用しておりますのでご希望により処方致します。
基本的には医師による支持的精神療法となります。必要な方には、医師の指示で、心理療法士によるカンセリングを行います。
当院の精神科病棟は51床で、香川県の身体合併症拠点病院の指定をうけております。
精神科疾患と身体合併症の急性期治療〈手術や専門治療等〉が必要な方の入院医療を行っております。身体の治療が落ち着かれましたら退院となり、平均的な入院期間は約1ヶ月です。
副部長
神前 朋樹
課長
吉成 央
認知症疾患医センター センター長
香川 公一
非常勤
坂東 伸泰